オーバークック1＆2感想

オーバークック1＆2をやった話。
両方プレイしたら楽しくて仕方なかったゲーム。せかせか料理を作るゲームです。
やりすぎてリアルでニ作業同時にやってて切り替える時（パソコンで計算しながら紙切る時など）、行動の切り替え時にそっとLRボタンを脳内で押してしまった。頭の中に緑のゲージも出てくる。

ちなみに私はSwitch版でダウンロード版にしてる。PS4もあるらしい。ところでSwitchは携帯機モードだとめちゃくちゃに重いのもあるんだけど、このゲームのやりすぎで肩を痛めてしまった。三分割に切り離してちっちゃいコントローラーにしたら指が余って痛くなる。やりすぎが問題なんだけどね。
1と２がありますが、ハマりそうなら1からやるといいと思います。２からやると恵まれすぎて1に不便やつまらななさを感じるかもしれない。でも好きな人は後から1やってもおもしろいと思う。

ストーリーはめっちゃ食うモンスターのためひたすら料理を作るというもの。だから料理は素早さ重視。食材を床に置いてもほとんどのステージは全然オッケー。ただし提供遅いのは許されないから減点されます。提供早いとチップが増えます。
そしてキッチンは確実に死人が出るようなキッチン。流氷の上とかマグマの上とか。なんでそんなキッチン作った、というキッチン。世の主婦のキッチンの悩みが死なないだけマシだと思えてしまうレベル。
そんなキッチンでいかにすばやく調理するかが大事。シェフがこれだけ死にそうなキッチンだけど、一番ゲーム的に困るのは火事だったりする。

ソロプレイの場合は二人のキャラを切り替えて使います。一人が包丁で切ってる間にもう一人が盛り付けするなど。だから一人でやってももちろん楽しい。
でもマルチプレイが楽しいゲームだと思います。せめて二人プレイだけでもやってほしい。一番楽しいのは四人プレイですかね。四人いてちょうどいいみたいなステージもあるので。

これ、カップルとか夫婦がやるといいんじゃないかなとふと思いました。
このゲームで楽しくやってける人達は結婚生活うまくいくはず。靴下脱ぎっぱなしのひととかさ、そこらで脱ぐのと洗濯場で脱ぐのじゃ例えひと手間でも洗濯係の効率違うことがよくわかるだろうし。そういうのを考え気遣いあう事が大事なので。家事の負担とか考えるいいきっかけになるかも。
逆にあれしろこれしろと言いつけるだけで何もしない人とは結婚しないほうがいいかもしれない。
あとリアル料理スキルも上がります。おいしくなったとかではなく、時間を効率的に使えるようになった気がする。まだまだタイム縮められるぞ。

1はシンプルが故に楽しい。けどさすがにスープは飽きる。同じ野菜を三つ切って鍋にいれるだけなので。ハンバーガーやピザはトッピング変わって楽しいと思う。
あとソロだとこんなんクリアできるか的なステージが多い。慣れればいけるというレベルでもない難易度。
かなり運に左右されます。ハイスコアは手間のかからないメニューがどれだけ注文されるかによる。
2はいろいろできるようになりました。メニュー増えたし投げれるしネット繋げられるし。なによりクリアだけなら簡単だけど極めるのが苦行という、色んな層が楽しめる難易度。
ただちょくちょく不便。ハイスコアは結果出てすぐ見れるようにしてほしいし、段差上がるとき転びがちだし、メニューも変化欲しい。ステージもひたすらに鬼。調理法スキップもしておいてほしいと隠しステージで思う。でももりだくさん。

これだけ遊んでも見てても面白いゲームだからｅスポーツになってくれないかなと思います。私は格闘・シューティングはまったくしないからｅスポーツを見ても全然目が追いつかない訳だけど、オーバークックならまだ目が追いつくかと。そんで選手が食材投げを使いこなす様を見て『おおっ』となったり、うっかり完成した料理をゴミ箱に捨てた時に皆で『あー……』ってなる瞬間を共有したい。
見ててわかりやすくミスも愉快なゲームだからゲームあまり知らない人も楽しめそう。
そういうｅスポーツもあってほしいし、多くの人のｅスポーツの見方も変わりそう。運動会も徒競走的なのだけだとしんどいので玉入れ綱引きとか入れてほしいみたいなかんじ。
でも神レベルの人達の実力差ってあんまりなさそうだ。食材など奪う妨害行為も遊んでる時はやってる側もやられた側も見ている側もげらげら笑えるけど、スポーツとして見ると卑怯と思うかもしれないし。
まぁ見ているだけでも楽しいゲームなのはまちがいないです。できれば人と遊ぶのがいいですね。友達いないと厳しいので、NPCとの共闘や対戦もあったらいいな。