積みゲーを崩す記録

ゲームしたり文章書いたりもの作ったりする人のブログ

コンテストに出したので宣伝について考える

新作ではないですがコンテストに出しました。
『女王様と召使い』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888152052
美人先輩に毎日お弁当作ってる後輩の話。心霊は関係のないタイプのホラー。
別のところでヤンデレ男子短編集というものを書いてて、その話の一部をカクヨムコン短編部門用に加筆したものです。お知らせ忘れてたのもあるけどけどびっくりするほど読まれていない。以下、それをなんとかしようと考えた話。

 

小説の宣伝ってどうすりゃいいんでしょうね。今だったらSNS
SNSは投稿などこっちが送りつける感じにやるぶんにはいいんだけど、交流するとなるとかなり時間がかかるんですよね。大勢への文章を書くより個人への文章を書く方が難しいというかんじで。小説ならもっとすいすいかけるのに。
大勢の文章は全員にヒットしなくていいという気楽さはあるけど、個人への文章は確実にヒットさせなきゃならないという緊張があるからだろうか。絶対に失礼な事はできないと考えすぎてしまって逆に変な事を言いがち。


そもそも創作で宣伝するという行為が苦手です。『宣伝ばかりせず創作に力を入れた方がいいのでは?』と思ってしまう自分がいる。実際宣伝でもかなり時間が取られたりするだろうし、新しい人を呼び込むより今読んでくれてる人が喜んでくれるようにする方がいいと思ってしまう。
でも今のweb小説界、宣伝のうまい人が成功する印象です。というか自分で宣伝できる人じゃないとだめというか。皆確実に自分の小説の見どころを的確に人に伝えててすごいな。
私はもう二作品が電子書籍化したので書籍化までは望まないけど(祖母の死や引っ越しと被ったのでとにかく大変だったし)、イラスト化や漫画化するコンテストには積極的に出したいと思うのです。前の二作品でイラストレーターさんに自分の小説のイラスト描いてもらえたのはかなり嬉しかったので。
それに評価は単純に嬉しい。なので宣伝する事を学んだ方がいいと痛感しました。


そんな訳で宣伝を研究するためにTwitterで読む専門のアカウントを作ってみました。前からTwitterまとめサイトなどで見たことはあるのですが、これ以上サイトに新規登録したくないという気持ちからやる気はなかったんですね。
そんな訳で自分はつぶやかない・フォローするのは企業アカウントのみという決まりを作ってやってみます。企業アカウントなら宣伝のプロが宣伝のためにツイートしているに違いない、と考えて。
あと今は色んな情報追えなくなってたというのもあるんです。新商品情報とかセール情報とか知りたいのにいちいちウェブサイト巡るのめんどくさいから、ツイッターでフォローすれば一発でわかるんじゃないかと。
結果、アカウント凍結されました。一気にフォローしすぎたせいらしいです。だったら残りフォロー可能人数とか書いといてくれよ。Twitter向いてないとわかった瞬間。


で、私がロボットでないと証明して凍結を解除してもらって、Twitterでの宣伝を研究した結果、『新しい情報』と『お得情報』を積極的に出すというかんじでしょうか。まぁそれらの情報を鬱陶しがる人はあまりいないよな、それが好きでフォローしてる人だろうし。まったく興味のない分野をしつこく宣伝されると鬱陶しいのかも。ハズキルーペとか。


あとは確実に気になる宣伝文句が大事ですね。多分私はそれすら下手なので。ていうかどこの投稿サイトもあらすじ文が難しい。文字数少ないところと長いところがあって、事前に考えてはいても文字数があわなくて急遽削ると意味不明になったりする。そもそも小説書き上げるのに精一杯だしあらすじまで考えていないことが多い。
ネタバレすると厄介なものばかり書いてるし『これについて書いたら勘のいい人にはオチが予想できてしまうのでは』と考えてしまう。『憧れの先輩と口の悪い幼馴染がいる女の子が出る話』←『最終的には女の子は幼馴染とひっつく』ってわかるもんな。


さらにタイトルも。私は以前、『(その物語の核となる単語)+(否定やネガティブな単語)』が最強なラノベタイトルだと思ってたんです。わかりやすい例としては『涼宮ハルヒの憂鬱』とか『魔法科高校の劣等生』とかですね。
でも最近のはやりはドヤ顔タイトルと私は呼んでいるのですが、『元〇〇だったのが無双してます』的な。そういうのが流行なのだと思うのです。前に弱い立場だったのに努力して報われる的なの。そういうのが求められているということは思っている以上に世間は報われていないのかと不安。
そういう流行なタイトルがつけられないというのも駄目なんでしょうね。そもそも私も無双する話をあまり書いていないし。勇者一行が転生して苦労してる話とかさ。無双を求める人が読みたがるとは思えない。
これはもの作る人すべてに言える事ですが、流行りに乗れないというのは致命的な欠点なんです。流行りでコテコテにしたら絶対に受けるわけじゃないけど、時代遅れなものを作り続けていては『この人は進化しない人なんだな』と思われてしまう。それが痛い。
なのでちょっとは流行りに乗った方がいいとは思います。もちろん自分が書きたいものを書くのが大事だけど、ちょっとした事で流行りを取り入れるのが一番いい。


『小説投稿サイトに投稿してもすぐ埋もれる問題』を考えるに、内容はそのまま、ページを増やして更新回数を増やすのが大事なのかもしれません。埋もれても再び這い上がるしかない。
カクヨムだと『さっき更新した自分の小説を見てみよう。新着から見ればすぐ見つかるよね。……あれ、ない?……次のページ見てもさっきのページが出てくる』なんて事があります。つまり次のページに進むより先に新着情報が1ページ分増えてるということです。さすがにそれはピークな時間帯だったからだと思いたいですが。
私は1ページ辺りの文字数が多く(2000字くらい)、きりのいいところで更新するタイプ。だから一回の更新で15000字くらいを更新してることになるのか。
でも他の小説を見た感じ、1ページあたりの文字数少なく区切りなく更新してる印象。なるほどなー。でもページ増やすと更新作業やデータ管理が面倒なんだよなー。


そんなかんじで文章力向上以外にできることはないかと考えてみました。
文章力向上は書いた量に任せるしかないとして、宣伝と宣伝文句と更新頻度が大事。
でも実際それの対策ができるかといえば、また別の話。小説に人気がないのは仕方ないが、埋もれて読まれずにいるのは嫌だ。せっかく書いたんだから。
とりあえずもっと小出しに出せるようにしよう。