積みゲーを崩す記録

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金色のコルダ3AS神南感想①

音楽で全国大会する乙女ゲー、金色のコルダ3のif展開。もしもライバル校に転校したら、というソフトのまとまったやつです。右にしか行かないVITAでプレイする。
ソシャゲのスタオケをやってそれが楽しくて、積んでたこのゲームを始めます。

 

まず最初に選んだのは神南。神南はテニプリでいうと氷帝みたいなもんです。アホみたいな金持ちがいる学校。十年前くらいのアイドルみたいな制服でかわいい。普通科しかなかったのか、ここ。

まずは一周め、久々だし東金一筋で進めていきます。声優さんが好きなんだ。優しげなお兄さんからとんがったお兄さんまでの幅があってどれも好き。そしてあの歌唱力。キャラソンが出ても安心、むしろ楽しみになる。
東金は強気な発言にがんがんときめいてくれるというある意味わかりやすい人ですね。まぁ実力主義な人らなんで主人公には最初塩対応。でもチャンスは与えてくれるという神部長ぶり。


そんな部長達にいきなり横浜に連れてかれ、幼馴染律と再会。榊もいる。それから東金に神戸〜横浜の新幹線回数券を与えられ、まめに横浜に行き律の技術を盗めとのこと。そんなだから神南に通いながら律と榊も攻略できるとのことだけど、いくらなんでも無茶をするなぁと思います。全国大会までの話だろうけど。
大人になると具体的な値段が予想ついてしまうから金持ちキャラの浪費アクションでたまにどんびいてしまう。遊園地貸し切りレベルならどれだけかかるか想像がつかないけど、回数券は想像がつくもんな。
でもこの人達、高校生でありながら車を共同購入して乗り回してる(一人が留年しているため免許持ってる)っけ。今更かもしれない。


まぁ回数券もらっても今回東金メインでやってくつもりなんで横浜に行くことはないと思います。しかし楽器店行くだけでも横浜に行くの面倒だな。楽器店くらい神戸にもあるだろうに。そっちはBP未対応だからか。最近のキャッシュレス事情みたいだ。
しかしその後楽器店・コンビニにトーノとソラというイケメン店員が現れて『ああ、あんたBPで支払いする人ね』って言われたんだけど、日本円も使えたのか。私は3で『2年前の香穂子さん達世代後、横浜は妖精達の勢力が増し、ついには学院を中心に妖精が統治しているため、通貨はBPとなった』説をなにげに推してたんだけどな。そんな事はまったくなかったのか、この店員たちを追えばその辺の真実に迫れるのだろうか。


芹沢との二重奏✕2で東金達に認めてもらい、次からは大会に出れるようになりました。
響也やハルとも出会う。響也はかなでが神南にいること知らなかったのか。律から聞いてなかった……だろうな、この不仲さなら。
そして菩提樹寮にお世話になるのですが寮のボロさを何故か誇る響也。一日でリフォームする東金達。やっぱりやべえなこの財力と行動力。よその学校の寮を無許可でやるものなのか金持ちって。
寮の女子棟でニアと出会えてとっても嬉しい。美少女でがめつくてなのにミステリアスで最強。そういや彼女の詳しい話もアナスカならわかるかな、と思ったけど彼女のエンディングを見るにはVITA版の3のデータがないとだめらしい。PSP版はやったためまた全国大会制覇するのはしんどいな。


横浜をベースに行動するからには横浜で練習しよう、とりあえずコンビニで食材買うか、と思ったけどコンビニは神戸にあるらしい。コンビニ行くために新幹線乗るのこの子ぐらいだろうな。まぁ、イベントもしょっちゅう神戸で起きるらしいので神戸にいなきゃいけない日もある。寮借りる意味ないのでは。


急に合宿として沖縄に行くことに。部費が出てて部員全員で行ってるのかなと思ったがそうでもなさそう。部員、大会以外では全然絡んでこないのなんだか怖い。キャーキャーとか部長達すげえと言わせるためのモブ感がある。
芹沢もメンバーに選ばれたからには雑用やめてモブ部員に任せるべきでは?と思うけどすごい働きっぷりだし。きっと芹沢じゃないとダメな働きっぷりだし芹沢も好きでやっているようにしか見えないんだけど。神南は各自グループで活動し諸々の雑事は自分達でやれってことなんかな。それで東金達はやらないし芹沢に任せてるとか。それにしても芹沢、別に執事志望とか昔ご先祖様が東金達に仕えたとかないよね?
その芹沢は意外にスケベだしぐいぐい来ますね。意外性だ。
東金がシーサー作りにいくとの事でぜひともその芸術品を見たくてついていったけど、三線引いていいかんじに終わった。東金の芸術品はまだ世の乙女達には早かったのだ。


セミファイナル、星奏は演奏途中に顧問が倒れたから中断して救命措置して、その対応に東金父にケチつけられ良い演奏ができず敗退。
ていうか演者のプロ意識を問うなら警備や主催のプロ意識を問うべきではないのか。本来顧問の異変に気づかなきゃいけないのは会場を用意した側だよ。学生のコンクールだからって観客の安全に注意しなくていいなら律らも演奏を続けるようなプロ意識持たなくていいよ。助けず演奏続けて手遅れになって悲しむのも責められるのも律達になるわけだし。榊だって医者の家の子で本人も医者志望じゃなかったっけ。助けなきゃ一生悔やむよ。
これ、昔に現実であった土俵で倒れた人に女性達が助けに向かって、その女性達に土俵出るよう言った件に似てるな。あれも主催側が応急処置できる男性を待機させとけばいいのにそれを棚にあげ助けた側を責めてるんだもの。
敗退はファイナルで天音と戦うためとこの後のストーリーのためだろうけど、胸糞悪いし東金父が小物なキャラとして見えてしまう。


まぁそんなわけで父との確執が今後中心となる東金イベント。あの父はクラシック大事で、今の時代に合わせて音楽を広めていくと考えている東金とは合わないとのこと。
うーん。現代風にアレンジするのはいいことだと思うし、それが昔のものをないがしろにしてるわけではないと思う。今はとにかく人口減少について考えなきゃいけないところだから敷居は低くしないと守る人がいなくなって保全すらできなくなってしまうわけだし。


芹沢は昔母親に女装をさせられていたことが判明。そりゃあかわいいんだろうな
と思うけど、私は女装男子と女子の恋愛が好きだけど、無理やりさせるのはちがうと思う。
ああいうのは「俺はそんじょそこらの女の子より可愛いから女装する」とか「僕は男らしくなくて辛いからそこから逃げたくて女装する」とか「男のファッションって幅狭すぎだから女装する」がいいんだ。罰ゲームならまだ許せるけど、母親で公の場でもさせてたのはドン引きだな。まあ年の離れた弟のいる姉なら姉のお古を着せるとかは姉弟あるあるらしいけどそれでも公の場ではしないし。
とにかくそんな過去があってあんな執事のようで断れない人間に育ってしまったのか。多分東金達は芹沢が嫌がれば押し付けはしないんだろう。しかし代わりに任せられた人間の手際が悪かったりして結局やるタイプ。


ファイナルで天音を倒したけれどそれで終わらない。みんなまだ第三段階だもんな。そして始まる真ファイナル。なんだそれ。毛筆で書いた果たし状がハルにはこうかばつぐんだ。
しかしここで東金以外の技術レベルが低くて詰みそう。レベル上げさせとかなきゃいけなかった。まぁぎりぎり間に合うよう作られています。

エンディングは東金珠玉と芹沢が見れました。学生同士の爽やかな恋愛ってとてもいい。この二人は学生としては規格外だろうけど、本命に対しては年相応で良い。