積みゲーを崩す記録

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金色のコルダ3AS至誠館感想

3作目、至誠館編。学校全体で吹奏楽部が嫌われており、演奏しても聴衆はすぐ立ち去られBPがたまらず辛いやつを始めます。

 


かなで母が帰ってきて仙台で暮らすことになったのでついていくかなで。新とは恋が始まってしまいそうな出会いをします。それで吹奏楽部入りを考えるかなで。
至誠館は男子校だと思っていたけど特進のみは女子の入学を認められていて、そこへさらっと転入するかなで。賢かったんだな。そういや彼女が勉強で困っているシーンはあまり見たことがない。そもそも星奏に転入できるくらいだし。
なかなか部活動の盛んな学校のようです。女の子二人も好意的。横浜天音のあとだから余計にそう思う。


そういや吹奏楽部って弦楽器はなかったっけ。色んな編成見てたから有りな気がしてたけど。でも八木沢が恩師火原から楽譜を写してきたそうなのでそれやります。火原、先生になったらチャラさがある。
しかしこの学校にはブラスバンド部があり、吹奏楽部を潰そうとしている。かなでも吹奏楽部に入るのはやめろと言われるけど、ブラスバンド部はヴァイオリンの参加を認めない。それでよく説得できると思ったな。
ちなみにブラスバンド部部長はかなで達の住んでるお寺の息子。遠縁の親戚らしい。多分敵対しつつも惹かれ合うみたいなストーリーがあるのだと思います。
こいつ自体は八木沢と仲が良かったりしたのでそこまで吹奏楽部を妨害しないけど、ブラスバンド部部員は過激派多いな。
走行会で演奏をするけれどいいところはブラバンに取られる。数には勝てない。


八木沢は好青年。さらっと老舗和菓子屋の跡取りと聞かされる。もっとこぢんまりした和菓子屋かと思ってたけど規模が大きい。確か東金んちとママ同士がなかいいんだっけ。セレブはセレブを呼ぶ。
新はチャラ。早いうちからハルも法事ついでに登場。懸賞で旅行券を当てたらしく、それを使って仙台と横浜を往復し至誠館ファンを増やそうという。それは悪いと狩野が言うけど私に刺さる(神南でもらった回数券で容赦なく無意味に往復した)
火積はあいかわらずのキャラの強さ。ここまでいかつくしなくていいだろうと思うほどにいかつくてコルダ内ではかなり目立つ。
狩野と伊織は親密度は存在するようだけど、二人練習やお昼一緒に食べれない。でもいると和むし、恋愛だけでない雰囲気が熱くていい。
 

新がまた当てたらしい旅行券で伊豆の合宿にも行けます。他校(神南・天音)並みの財力を持つ新の豪運。
しかし合宿中に部室を追い出されてしまう。ブラバン部の策略っぽいけどさすがに卑怯な。看板は焼却炉に行ってたくらいだし。なんか学校がドン引きするレベルで陰湿なんだよな。部活は大事だけどそこまてするかね。
まぁそこのボス、長嶺とも仲良くします。吹奏楽部を裏切ってる感すげえ、と思うけど、へらへらブラバン部と仲良くしてる新を見て自分は気にしすぎだなと思うのでした。確執があるのは問題あった当時に在籍していたメンバーだけで、一年生と転校生である主人公には関係ない。
長嶺は関わってくのが面倒だけど(練習しなきゃいけない楽譜がある&選択肢がわかりにくい)、ブラバン部ともうちとけたりします。ところで主人公と長嶺が同じ敷地内に住んでいることについて、吹奏楽部メンバーは気付いているのでしょうか。たまにかなでを送り迎えしてるシーンがあって、え?お寺?となったら気付きそうなものだけど。


マメにチェックする癖をつけたので八木沢・新(逆注目)・長嶺が攻略できそう。逆注目難しいな。何度か逆の方面に進んで、とある珠玉イベントを起こさないようにしなきゃいけないなんて。
八木沢は山登りやクライミングが好きだけど、ある日悩みながらクライミングしてミスる。この時お昼。主人公が探しに行ったときには練習後の夕方頃。それまでずっと意識がなかったけど、とくに怪我はないから帰るし女子を送る。いやいや病院行った方がいいぞ。六時間も目覚めなかったんだから頭うってるんじゃないかと心配。


長嶺が一日間に合わなかった。一日一回しか起こせないイベントが続くので。木星の楽譜はファイナル開始直後に並ぶくらいでいいのかもしれない。だから無理そうなら進行不可にしておいてってば。
同棲は結局学校中にバレたけど他キャラがパリン(恋愛進行不可)はしなくてほっとした。まぁかなでさん誰に対しても距離近いから今更同じ敷地内で男女過ごそうと長嶺が壁ドンしようと進展しているわけではないと皆に思われていそうだ。


そして見た八木沢珠玉エンド。とても丁寧でいいものだけどエンディング絵が……悪くはないんだけど、悪くはないんだけど、ネオロマンスの絵の評価の悪さを凝縮したかのような……これでいろいろとふっとんでしまった。
私、ネオロマンスの歴史や音楽をすごく調べて作って、多くの人が楽しめるよう敷居を低くしてるところはとても好きなんだけど、たまにどうかと思うところがいっぱいあるんだ。CGとか、やたらボイス少ないとか、けれど声優さん以外の人を推して声優にしたりとか。きっともうとっくに私以外の人も言ってると思うことだけど、なかなか改善されないんですね。
ボイス少ないのはいいんだ。そもそもゲームのセリフ録るのって大量すぎて大変らしいし、そこまできっちり聞かないので。
絵は……骨折しているわけでもない、ただ昔のレディコミみたいな絵なだけで。そのへんは好みとは思うが今の若い子には絶対受け入れられないと思う。
声優さん以外が声優するのだって違和感なければ別にいい。悪目立ちしてその人のファンすら得していないだろうからよくないだけで。「え、この人声優じゃなかったの? 興味もったから追ってみよう」とならないとコラボする意味がない気が。あと大御所を声優に呼ぶことで「あの〇〇さんも出演するような健全なコンテンツですよ〜」っていうアピールにもなるらしいけど大御所なんだろうか。
流行に寄せるつもりはない、プレイヤーの意見聞く気はない、というのが傍目にもわかるのがよくないと思う。好きなんだけどそう思う。


次は新逆注目。よかったまともな絵だ、とまずほっとしてしまう。いやほんと絵の力ってすごいから気をつけてほしい。
新たみたいなのがピュアな彼女に手を出せないのすごくいい。