刀剣乱舞

刀剣乱舞の話

前ブログの内容をまとめると現時点で三年続けているゲームです。初期刀はまんばちゃん。今はみんなのレベルをカンストまで上げてから修行に送り出しているところ。鍛刀キャンペーンはさっぱりだけど確定なら絶対取る審神者。
ブラウザ版とポケット版やってるます。基本ブラウザで何らかの作業をしながらということが多い。

刀剣乱舞のどういうところが面白いかというと、日々育てていくところです。ガーデニングとかの楽しみに近いと思います。強くしたいとか、何かを変えたいとしても一朝一夕では劇的に変わらない。徐々に育てていくしかない。課金できるゲームだけど課金したからといってすぐ強くなるゲームではないのです。

しかしそうなるとつまらないと思う人もいるでしょう。そのへんを補うのが妄想力です。日常から戦闘までささいな事でもストーリーが作れる人ならハマるかと。俺屍（神様と結婚して一族の血を繋げながら戦うゲーム）とかで一族の歴史を想像できる人なら、刀剣男士達の日々の生活を想像できて楽しいはず。

そして歴史物。それも平安から近代までのお話です。歴史上の人物が持っていた刀から入るとすごく入り込みやすい。オタクならなんらかのジャンルで歴史物を嗜んでいたことでしょう。その知識と組み合わせるとすごくハマってしまう。歴史物やらないけど三日月宗近の名前はいろんなゲームに出てくるから知ってる、なんて方も多いでしょう。それにゲームに出てくる刀は身近になくても、その親戚位の刀は身近にあったりするものです。『〇〇に行くよ』→『〇〇をググるよ』→『△△って刀があるんだって』→『△△って□□の親戚かもね』と、娯楽をきっかけにリアル知識が増す感覚好き。

キャラクターも良いです。個性濃い子いっぱいなのですが、一貫して皆良い子というのがすごくいい。まぁ、多少の問題児的なキャラはいます。でも引くほど悪い人はいないです。多分実際に刀を所有している人や所に配慮したのか皆品行方正で悪いやつはいないのですね。二次では悪役に描かれがちな三日月も、普通に優しくおおらかなわけだし。
あと美青年ばかりが目立つかと思いきや皆ショタな短刀に夢中になっているような印象。序盤の短刀はひ弱だけど夜戦以降は頼りになる存在です。あと見た目の年齢が違うところも。あんなに幼い彼らからしてみれば人間なんて赤子同然なんですね。中身が幼い所もある子も大人でそのギャップやばい

どんな独自設定があったとしても『それは貴方の本丸の話』というお約束があるのが妄想的にありがたいです。プレイヤーである審神者だって老若男女どころか犬猫でもいいわけですから。ネガティブ男士がネガティブなままでいいし、いろいろあってポジティブになってもそれはそこの本丸だからです。個体差です。これはファン的には平和になる話。……まぁ実際は審神者（♀）に厳しかったり、キャラクター解釈で荒れることもあるんですけどね。人がいるということはそういうことですから。でもアニメだけでも花丸本丸（ほのぼの）と活撃本丸（はらはら）があって、そういう違いすらも楽しいのはいいことです。

以下私の個人的な嗜好である刀✕審神者の話。審神者♀話するので苦手な方は見ないほうがいい話です。

私は男女カップル好きなので刀剣男士と審神者♀のあれこれに萌えております。海未ちゃんみたいな髪の長い真面目な審神者が刀剣男士に振り回されるのが見たいのです。とりあえず微恋愛（付き合うまではいかないがお互いがいろんなところで意識している）ぐらいが好ましい。がっつり恋愛は審神者の設定変えながら考える。

そもそも戦う人（♂）とその戦う力を与えた人（♀）っていうのがすごく熱い。そして従者と主人、なのに従者側がどえらい力を持ってたり人外の神様寄りなところがすごくいい。
それが基本なわけですからね。ハマらないはずがない。

リスペクトがある前提の恋愛が好きなのでそういう意味でも好きです。刀剣男士は基本従者として主への尊敬がある。そして審神者も『いくら好みの男士でもパワハラでセクハラになるから態度に出さないようにしよう』と考えて接していると良いなと思う。多分審神者はかなりまともな人物かと思います。何十人もの刀持った人間を束ねるというのは、いくら男士達が優しいにしても難しい事です。

正直恋愛でなくても全然いいんですよね。好きなキャラの女子供への対応が知りたいので。推しが子供に優しかったり厳しかったり、女子にどぎまぎしたりする様子見たい。子供ポジは短刀で足りてはいても、女子ポジは審神者しかいないのです。万屋の看板娘とか政府職員とかでいそうだけど出したら荒れるだろうし。
　　

問題はどう検索するか。刀✕主や刀さにじゃ男性審神者がひっかかるし、女性審神者じゃ現パロがひっかからない。刀剣乱夢は広まってないと思うし、そもそもプレイヤーなど公式に用意されている立場の創作なら夢でないと思う。主人公受けは夢とは言わないわけだし。
男審神者でも尊敬や好意くらいは読めるけど、男同士の恋愛となると無理。本当に難しい問題です。

ちなみに今読みたいのはレアでない刀が自分の折れた時のための遺書を書いてる話。
非レアの刀は『自分が折れても新しいのすぐ手に入るだろ。そいつのために役立つ事を書こう』と引き継ぐのに有効な情報を残す。それを知って審神者はぞわっとするものの（戦争なんだから仕方がない）と思い、『そうだね、私も審神者就任前に遺書書くよう言われたし、引き継ぎの事を考えたらもっと細かく情報残しておいたほうがいいかな』と答えて今度は刀がぞわっとする話。自分はもの扱いだから代わりがいるしそれを利用されていいとは思うが審神者にはそう思えなくて大切な存在と知る、みたいな。刀と人間の感覚の違いとか、刀が人間に近付いて行く様子とかがみたい。