積みゲーを崩す記録

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アサシンクリードクロニクル感想

アサシンクリードのまだ雰囲気優しげなやつ、クロニクルです。2.5Dで、中国ロシアインドなど別々の舞台や時代が三つ遊べるゲーム(しかし全体的につながってる?)。アサクリは興味あったけCEROZ(18歳以上推奨)で難しげだと思ってたんですよね。これはCEROCだっけ。しかも基本横スクロールなのでまずここから入ろうと思ってやってました。

 

ゲーム内容は基本隠れる、逃げる、駄目だったらキルする。でも主人公は普通に戦う事もできる場面もある。一番いいのは隠れたまま見つからないこと。そうして評価を上げるところが面白いのではないでしょうか。まーアサシンなのでキルしたいし、私も下手くそなのでキルする事になるでしょうけどね。
アサシンは私の好きなジョブです。職業選択できるRPGなら絶対盗賊やアサシン選ぶ。すばやく一撃必殺というのが良い。


アサシンクリードの知識は全くないので、まずはチャイナから始めます。主人公はわざと敵に捕まったシャオユン。中国の1500年ごろ。逃げ出すところから始まり、脱獄したり復讐します。ストーリーはよくわからない。翻訳がちょっとわかりにくいのもある。シリーズやってないからか、私の読解力のせいか。外国の人の名前ってまったく覚えられないし。


物陰に隠れながら相手の背後に近づきキルしたり、物陰に引き込みつつキルします。相手の視界に入ってはいけないし、死体はそのままだと見つかっていけないので担いで隠すとかします。
アクション難しかったりしたらどうしようかと思ったけど、大事なのはタイミングとか突破させるアイデアかもしれません。
ジャンプの距離を修正しなくてもまあまあに飛ぶというのはすごくいいですね。助走なくても踏切位置悪くても目的地まで勝手に飛んでくれます。素晴らしいです。大抵のアクションゲームは助走甘かったり踏み切り位置が悪いとすぐ落下で終わりますから。そういうの気にしなくていいのはすごくいい。これは飛び越えられないという距離もわかりやすいので、『もしかしたら飛び越えられるのでは?』という変な期待せずにすむ。
ただ私のアナログパッドいかれてて、何も動かしてなくても左にいったりするのが困る。茂みに隠れる時は動いてはいけないのに動く。そうなるともう諦めてキルするしかない。どんなに難しい状況でも敵を警戒させて援軍呼び出せない場までおびき寄せて諦めて帰ろうとした背後を狙えばキルできます。まあスコアはよくないですが仕方ない。


あとコソコソするだけでなくて、すばやく逃げる場面もあって、それが結構好きかもしれません。RPGによくあるダンジョンからすばやく脱出するのって今まで嫌いだったけど、これは楽しい。これはキルしていいやつだから、というかスライディングキルしないと死ぬ。
多分答えが一つしかないステージですぐその答えに気付けるのがいいんだろうな。爽快感がある。いつものこそこそするやつでは答えがいっぱいあるので、『私はその中でも要領の悪いプレイをしているんだろうな……』と思ってしまうから爽快感はあまり。逃げるステージだと『これが一番いいプレイだヒャッハー!』できるのがいい。ただし初見では理解しきれないこともあるのでリトライ前提。
そうそう、割とリトライのポイントが刻まれてるのもいいですね。長い場面だと辛いけど。あと取り逃しは取りにいけないこともないけど、チャプターごとにやりなおす羽目になる事もある。

そんなわけでチャイナはクリア。三本セットのやつだから短いです。でも満足度がすごい。これがあと2つもあるというのは良い。
クリアするとアップデートした状態でクリアしたステージを遊べるモードや、高難易度モードがあります。繊細なコントロールが必要じゃない場面だけまたやろうと思う。
    
 
次はインド。1800年ごろか。チャイナが水墨画風に物語が進行してたからそれがアサシンクリードかと思ってたけど、それはチャイナだからだったのかとインドで気付く。インドっぽい色彩と模様で物語が進行してる。
で、主人公は誰なの。翻訳がわかりにくい。その主人公はいきなり侵入先のお姫様とデキてんだけど。インド詳しくないからこの二人突然群衆を引き連れ踊りだしそうだなと思った。


インドの主人公はアイテムをスリで手に入れたり死体まさぐったりして手に入れます。そして難しい。銃兵が序盤からいて、見つかったら逃げる前に撃たれてほぼ死ぬ。
あと繊細な操作を必要とする場面が多い気が。このアナログパッドには酷。買い替えたいけどもう新品ないもんな。VITAの後継機出ないかな。アナログパッド頑丈なやつ。Switchのもあかんくなったし、アナログパッド的なものは壊れやすいものなのか。
あとバグがひどいの増えた気が。敵兵士が見えなくなるバグ。見えないけどぶつかったら急に出現するバグ。『まさかステルス兵か高難度だな』、と思ったけどサブ目標に必要な兵士もタカの目使っても見えないし、その兵士のアイテムも盗めない。
チャイナでは船の内部に入っても画面切り替わらなくて船の外装しか見えない状態で進行しました。そういう難易度の上げ方をしてるのだと思った。


アサシンというよりはトレジャーハンターみたいになってきました。ラピュタみたいな謎の文明な遺跡のトラップを避けつつ進みます。そういえばこのゲーム2.5Dなのでトラップが見にくい。ひっかかると爆発する紐とか、光で焼かれる床や壁とか。
かと思えば急にライフルで狙撃しまくる。巡礼者という助けなきゃいけない人に対してひたすらに撃ってしまった。
そして姫を人質に取られ迷いなく助けに行く主人公。愛に生きてる。敵の視線内に入ったら駄目というのがなかなか悪質。ていうかお前ほんとは見えてるだろってくらい視線追ってくる。逃げる時も暴れた象がタイミング合わせてつっこんでくるし皆空気読みまくるよね。
そしてエンディング。ハッピーエンドで良かった。群衆でのダンスはなかった。


最後はロシア。未来になったしライフルが初期装備なのありがたい。主人公オレロフは妻子持ち。子供に優しいおじさん。
途中出会った女の子アナスタシアと共に行動。アナスタシアは普通の女の子のはずなのですが、チャイナでのシャオユンが乗り移ったのかばりばりキルしまくる。とはいえ元は女の子なので、倒した死体を運んだりとか出来なかったりこっそりキルしかできなかったりします。ロシアではオレロフとアナスタシアを交互に操作するかんじらしい。

で、あまりにも繊細な作業が必要なために詰まる。オレロフ捕まってアナスタシアでこっそりキルしまくるステージつらい。
仕方ないよコントロールが壊れてるもん、と言い訳していたら、VITAのメモカ自体が壊れました。なんでかシステムだけでメモカを圧迫している。15GBのメモカのうち半分くらいがシステムになってた。とりあえず全消ししたら直ったけどデータ残しそこねて私の初アサシンクリードは終了。


感想まとめ。
中国→インド→ロシアという風にやるといいですね。時代的にも難易度的にも。ロシアはあそこまで進めた事が奇跡。
短くシンプルな作りだからこそ楽しかったです。それでもストーリーは繋がっていたし。
今度はもっとリアルなやつをやりたいけど、どれくらいリアルかが問題。でも歴史とか世界史とかもリアルらしいので気になってる。ゲームとかのオタク的なもので自分の知識増やすの好き。