積みゲーを崩す記録

ゲームしたり文章書いたりもの作ったりする人のブログ

BEYOND:Twosouls感想②

次は幼児ジョディ、はじめてのお泊りの巻。
研究所で検査するみたいなかんじか。で、ジョディを攻撃する霊体がいるのでエイデンがそれを追い払います。
前の幼児期の話で暴れとったんはこいつ?エイデンかと思ってた。ひどい濡れ衣だったんだな。いやでもエイデンもろくなことせん奴やし。

 


少女ジョディ、はじめての夜遊びの巻
なんでこの子そんな外出たがるんだろう、と根っからの引きこもり気質の私は疑問に思いながらも脱出。
治安の悪そうなところで飲んでてやべーのに絡まれる。出番だエイデンとやりすぎて銃撃たせた。殺すのはよくないと思うけど、まぁあの三人はあまりにもなれた様子だったので前にも同じことしていたのだろう。飲食店ぐるみの性犯罪はかなりやばい。あと大人だと名乗るならたとえ背伸びした子供とわかっていても危害を加えるのを許してはいけない。
まぁ危ないことしたジョディも悪いとしても、若い頃はとにかく経験がなくやばい場所、やばい人の区別がつかなかったりして無茶するものです。とくにジョディは世間から遠ざけられているわけだし経験値を積む機会がない。ネイサン達は金を払ってでもジョディの友達を作ってあげるべきだった。でもそれはエイデンが許してくれないかな。一応エイデンはジョディのピンチに助けてくれるけど、善良とは言い難いし。


大人ジョディ、牧場にホームステイするの巻
また助けてもらったいい人たちが何か抱えているかんじらしい。このゲームいい人が貴重だからその人の言うことは聞いておきたい。彼らがどんなに物音がしても部屋でじっとしていろというならそうしたい。けどジョディはそれをしないのね。しかし皆わりとパンイチ(?)で外歩くんだな。あと作業着がやたらセクシーなのなんなん。私が想像してた作業着ってつなぎやオーバーオール。
牧場には若い男の人が二人いて兄の方ジェイといいかんじになりそうな気配のジョディ。それはそうとこの土地の謎を探るジョディ。
そして皆で協力して大きな敵を倒す。二人死んでしまった。うち一人は助けられたらしいのに。バイクをもらったけどボロボロで、それも直せたりするらしい。私が思いもしない選択肢があるものだ。
あとキスもしなかった。帰ってこれるかわからんし。多分ジョディはなにかに気付いてこれから大きなことをしようと思ってるところなんだろう。帰ってこられるといいなぁ。


ジョディ、ライアンに暴言を吐くも家にお招きするの巻。
少女期に操作ミスでCIAにスカウトしにきたライアンに暴言吐いてしまう。白文字で小さくて揺れてる文字は見にくい。
そんな後に成長したジョディはライアンのため料理を作り家に招くという、落差激しい。
チキンカレーを作ったり部屋片付けたり地味な作業なのにわりと楽しい。あれできるかなこれできるかながわりとできてしまうからかな。エイデンは邪魔するけどいいところでは邪魔しないようにした。
でも嫌な事思い出して何もできずに終わる。いいんだよ、このゲーム最後どうなるかわからないから。私もまさかライアンといい関係になるとは思わずジェイとひっつくものかと思ってたんだから。ジョディ成長視点ならそうは思わなかっただろうに。


ジョディ、単独任務に挑むの巻
ひとりでこそこそ隠れたり暗殺したりします。アサシンクリードというゲームをちょっぴりやったことがあるので、死体を放置するのに抵抗がある。死体は隠さないと潜入ばれちゃうのではないかと思ってる。実際死体が視界に入ってるはずなのにみんな動じないの。
途中現地の少年を助けしばらく組む。言葉は通じないけど良いコンビ。この子が立ち止まる所まで走ればいいから楽(彼がいない前はいちいちエイデンで進路確認していた)。まあすぐコンビ解消してしまうわけですが。
仕事を終えて、自分が騙されていた事に気付いたジョディはCIAから逃げ出すのでした。


大人ジョディ、自分の出生を知り結局CIAに協力するの巻
多分コールは信用できる奴。再び登場するライアンには冷たく接しときます。でも何かと助けてくれるライアン。
よその国でも霊体を利用したらしいからそれを邪魔するようです。寒そうな所で潜水艦に乗って敵地に侵入したりハード。しかしジョディとエイデンが分断され大ピンチ。なんとかエイデンだけでジョディ救出に向かい、目的も達成。思いの外ライアンがジョディのことが好きだとわかってしまう。でも好きだとは言わないジョディ。ストーリーのことまるでわからないから誰とも付き合いたくない。もしお互い死んでしまったらと思うとね。でもこのゲーム恋愛フラグが生存フラグだったりするかもしれない。


大人ジョディ、大きな分岐点に立つの巻
ネイサンがやらかして自分だけ幸せになってしまう。これはむかつく。後始末するジョディが哀れ。
そして明らかになるエイデンの正体。言われてみればかなりしっくり来ますね。ピンチには助けてくれるけど基本うざ絡みするかんじはそれっぽい。幼少期の人形で遊ぶシーンとか、まじで○○ってああやるもんな。
大変だけど生きる事を選んだジョディです。


その後エンディング。
なるほど時系列バラバラだったのはそういうことなのか。
最後にフラグが無事な方たち(私の場合ジェイとゾーイ)の中から選ばせてもらえます。これは共通ルートらしい。
でもここはあえてとことん一人で進めようと一人エンディング。とはいえこの子一人になれないのよな、能力的に。
ジェイはなんか嬉しそうで本当によかった。色々あったから既に嫁いてジョディがすごすご帰る事になったらどうしようかと思ってた。そんぐらい過酷なことやるゲームなので。
ゾーイはホームレスの時にお世話になった人達が皆大変だけど幸せそうでよかった。そして続編できそうな展開だった。


感想まとめ
最初はわけわからんゲームだけど物語が繋がりだしてからはおもしろいと思います。でもその繋がるまでが長い。
かといって正しい時系列でやると序盤がメンタル的に辛いと思う。幼少期に楽しい思い出がほぼないというか。アクションとかゲームっぽくもないし。
でもその分まともな人達に出会ったりジョディが普通におつかい作業してると嬉しい。デトロイト〜やって楽しめた人はハマると思います。

ただちょっと周回プレイはする気になれない。一点を修正したらその後ずっと修正しなければならない。デトロイトでも面倒だと思ってたあのシステムです。んー、でも私の場合牧場あたりからやり直せば全員生存はできるのか。牧場終盤で今まで喋らなかったおばあさまが急に喋りだしたらそっち行っちゃうに決まってんじゃん。なかなかの初見殺し。

あと操作がわかりづらいってのも結構あります。お金を稼がなければならないって時にあの白丸が出てなんだろうと思ったら自販機?をぶっこわしお金を出したり。これ動かせるけどなんなんだ?みたいなことがかなりあって。
あと字が白くて小さい上に動揺時は動くから選択肢がまるで読めない。単純に白背景で読めない事もある。そしていつもの白丸かと思ったらライトの光だったなんて事もある。

ジョディの能力は使い慣れてくると楽しいかもしれない。色んな事ができるので。潜入アクションはとくに難しくもないけど、そこが一番楽しいところなのかも。
ストーリーも国が霊界を兵器として利用するってかんじはいいと思う。ジョディが人と関わってちょっとでも幸せになると嬉しい。
今回主人公は人間だからある意味ではデトロイトより辛い。ぶっちゃけデトロイトは理不尽な暴力とかは見ていて辛いけど『いやでも労働力として求められて生まれてきたのにその労働もしないとなると別の便利な労働力ができるだけでは?』みたいに思って入り込めない部分もあった。でもジョディは特殊能力はあるけど人間で、その特殊能力で辛い目にあうけれど特殊能力関係なしに辛い目にあう場面がある。
人間の女の子が辛い目にあうのが嫌な人にはおすすめできない。デトロイトほど訴えたいメッセージがあるようには見えないし。
でも霊の表現が斬新だと思った。私は霊感がなくて申し訳なく思っていたけど、これ見たら霊感なくて良かったと思える。