痩せすぎた人向けの健康法を考える

体重が減りすぎてやばくてぐったりしてます。すごく飢えているはずなのに全然食べれない。栄養不足が深刻で支障が出てくる。
以下そういう愚痴と試してみた色んな解決法を、自分用と誰かの役に立つといいなぐらいの気持ちで書いています。世の中痩せる方法は溢れてても痩せから脱出する方法はあまりないので、私の意見でもきっと貴重。

ものは食べている。
しかし栄養スルー体質というのか、燃焼するエネルギーの方が多いのか。そんな体質なので各器官がフルパワーで動けなくて量を食べる事もできないのだと思います。
頼むから痩せている人間に対して『食べれば太れるよ！』なんて言わないでほしい。太っている人間に『食べなければ痩せれるよ！』なんて言ったら非難轟々なように、それは目先の事しか考えていないアドバイスです。太れない人間は食べれないし、無理矢理食べさせて苦しい思いを経験させると食べる事自体が苦痛になってしまう。吐いてしまってもそれが一度くらいならいいけど、それが習慣化してしまうとまずい。『吐くと楽になれる』と思うようになってしまって、痩せが悪化するし胃液で食道などを傷めやすい。吐かないようにするのが第一。

なので食事は無理せず少しでも楽しくすることが大事。
ただ何を楽しく食べればいいのか。これは絶対太るという高カロリーなものは痩せ人間の胃は受け付けないものです。
で、長く痩せ人間やってて気づきました。好き嫌いなくてもガリガリだな、と。私は最近は食べれるけどいくらやうにやうなぎが苦手なくらいで、そんなだからとくに好き嫌い克服する機会が与えられなかった（他の人が喜んで食べてくれるから）わけだけど、普通に虚弱。かと思えば私より偏食なのに健康な人は山ほどいる。
偏食、もしかして多少なら大丈夫なのでは？。そりゃあ肉を一切食わないとかはまた違ってくるけど、一部野菜が食べれないくらいならそこまで困らないのでは。他の栄養素とればいいのでは。
そんなわけで栄養は細かく考えず、量を食べれる好物を食べていくといいと思います。私の場合はパスタやラーメンやうどん。これなら一人前食べれる。
でも食べすぎるとアレルギーにならないか心配だから『最近量食えてなくてやばい』って時だけに小麦の麺を食べます。　
痩せ人間、もしかしたら体重が少ないから許容量が限界突破しやすくてアレルギーになりやすいとかあるかもしれないし。体重だけで考えれば子供だもんな。
現に私は『豆乳なら栄養あるし胃にもたれないし液体だから胃に入りやすい』って豆乳飲みまくったら口の中が痛くなる程度のアレルギーが出るようになってしまった。豆乳アレルギー、花粉症みたいな程度で痛いだけだけど似ているももやりんごにも反応するからとても辛い。もも好きなのにおいしさより痛さが強い。

飲み物は豆乳を推したいけど上の理由でだめになったので、今は低脂肪牛乳推してます。多分普通の牛乳だと胃がやられる。腸は平気なのに。
低脂肪乳飲みだしてから枝毛（二本の毛だと思ったら一本の毛だったレベル）も減りました。爪もそこまでもろくなくなった。タンパク質大事です。
鉄分入ってるのも良き。安いしね。

あとサプリ解禁しました。親が『そんなものを飲みだしたら食べ物から栄養をとろうとしなくなる』と幼少期から頑なに反対されてたので。もっと早くに飲んでいたら良くなってたかもしれないけど、確かに食べれない人間だとサプリ頼りすぎてしまうかもしれないからまぁその通りだなと思う。一日一種類かそこらにしぼるくらいならいいと思います。
もしかしたら胃がおとなしい人はビタミンＢらへんをとるといいかもしれない。

プロテインは貧弱な人が飲まないほうがいいというけれど、ザバスのココア飲料200mlは大丈夫だった。ちまちま試していきたい。タンパク質大事。

筋トレ
絶望的ではあるけれど、暴飲暴食で太ろうとするよりは筋肉を増やす方が健康的です。
しかし筋肉を作る才能と脂肪を蓄える才能は近いものがあるので、脂肪を蓄えられない人間は筋肉を作る才能がないようなもの。さらには痩せ人間は自分に重さがないので、筋トレにあまり効き目がない。
なので回数よりも効きを重視して、You Tubeなどの筋トレ動画を見て確実にこなす方がいいと思います。新しい筋トレに挑んで同じのはあまりやらない。常に新しいものに挑む。
というのも覚えた筋トレを繰り返しているうちに楽なようにやってしまい、効きが悪くなったりどこか痛めたりするかもしれないので。

あとはモチベーションアップとして美しい体を見るといいかもしれない。私は刀剣乱舞のミュージカル・舞台を無料公開からハマって、それから筋トレめっちゃしてる。
三次元の人間って二次元にあれだけ近付けるんだなと思うと自分も頑張ればもう少しマシになるのでは、と思った。刀を振り回すエクササイズ出してほしい。太刀や槍はさすがに日本の屋内じゃ振回せないから短刀脇差の『槍を真っ先にぶっ潰す運動』とか

服
これがなにげに一番困る。着れなくはないけど何着てもぶかぶかになるので。とくに最近ビッグシルエットとかぶかっとゆるっとしたのが流行っててそれを着たら布あまり過ぎで困る。
私の場合、胴回りがＳサイズだけどそれじゃ肩幅きつくて袖が足りない。Sサイズワンピースだと体に凹凸がなく丈が長くなる。靴も平面的なサイズは足りても甲など厚みがないからすかすかして靴ずれを起こしやすい。
おしゃれになる方法はジャストサイズを選ぶことだけど、痩せ人間はジャストサイズ自体がないのです。世の中大きい人小さい人太ってる人のためのブランドは多いのに痩せてる人のはない。または少ない。
最近知った解決法はギャルブランドの服なら細みでぴったりする作りだそうです。あと人の目さえ気にならなければ子供服ティーン服に手を出すか。そんなわけで買ったシンプルなパーカーに、後で猫耳とか付いてる事に気付く。部屋着決定。
とりあえずゴムや紐で調節できる服とかがいいですね。ウエストは一般的なベルトじゃ穴が足りないから全部に穴が開いてるタイプのやつしか使えないし、ベルトできないスカートはヘアクリップで止めてる。
サンダルはスポーツサンダル的なマジックテープバリバリのやつにしたら、全然靴ずれしないし過去最高のフィット率で快適だった。冬も履いていたいほど私の足に合ってるというか合わせてる。こういう細かく合わせられるものを作ってほしいな。

化粧
化粧下地の大事さにやっと気付く。オレンジとピンクのコントロールカラー使うとすごく健康的に見える。多分痩せ人間は目の周りに肉がなくてクマが見えやすいから目元だけオレンジ、全体的に血色悪いからピンク。
白くする下地はいけない。クマが逆に目立つしやべーほど青白くなってしまう。
コントロールカラー、最近あまりないですよね。オールインワンなやつが多いせいでしょうか。肌に乗せたら色味なくなってるから普通の肌色のでいいと思ってたけどコントロールカラーはさすが仕上がりが違う。コンシーラーもチークもいいんだけど、塗った感が出すぎてしまうのは健康的に見せたい目的には違う。
だから下地大事。まぁ青白くなりがちなイエベの人の感想です。
また、表面積の問題で太っている人より毛穴が目立ちやすいので保湿や毛穴カバーも重視したい。

以上、私がようやく学んだことです。私にお金あったら痩せ人間のための服や化粧品を開発して売りたいな。今ならクラウドファンディングをすればいいのか。でもその行動力やエネルギーすらないのが痩せ人間。
あと自分が痩せているということはそう自称できるものでもないものな。単純に『もっと細い人いるし』『そんなこと言ったら太ってる人にやっかまれるし』とかで。とにかく私の意見がちょっとでも困っている人に届いてほしい。