ニーアオートマタ感想①

興味があったものの難しげで避けていたオートマタです。アクション苦手だけど剣で戦うのならよくやってるしなんとかなるかなー、と思ってたらいきなりシューティングゲームが始まってびっくり。初心者に親切設計（死にかけると勝手に回復してくれる）だからよかったものの。

まぁシューティングみたいなアクションなんですよね。敵は遅いけどまんまるのビームを出してきて、それを回避したり攻撃して相殺してぶったぎる。たまに浮いてるやつで撃つ。この浮いてやつを最初敵だと思って切りかかってしまった。
主人公は２Ｂ。黒のドレスで刀を振り回すというオタクがぐっとくる容姿。世にあふれる感想で皆が尻しり言うからそれだけかと思ってしまうけど、それだけじゃないよな。ビジュアルもゲーム内容も。
敵は機械。主人公達も機械といえば機械なのですが。場所は廃工場みたいなところ。わからないことだらけですね。

途中なつっこいかんじの９Ｓと合流、するも絶望的な状況で自爆したっぽい。その後にループ選択肢画面が出て、『ははーん、これは考える事をやめると次に進めるやつだな？』と思ったらただのインストール待ちだった。危うくセーブせずタイトル画面に戻るところだった。
インストールめっちゃ長い。その分画面がすごいんですけどね。
結局一晩かかってしまったんじゃないかな。私がこまめにチェックしていないからだけど。でも最近のゲームは遊ぶための準備時間が長いですね。ロード時間は確実に減ってはいるけど、なんていうかな、焦らせれ力の強い待ち時間が増えているというか。購入して一番わくわくしてるときに待たされるのもどかしい。悪くない待ち時間なんだけどね。

自爆したけど復帰可能なようです。調整して彼女達の本拠地をうろつきます。Ｂがバトル得意でＳがサポート得意でＯがオペレータなんだな、とかぼんやりと理解していく。
飛行ユニットでまたシューティングします。今回から自動で回復してくれない。ていうか回復すらできない？２回ぐらいやり直してようやく目的地に到達。自動で回復してくれるからって突っ込んでしまう癖がついてしまった。回復アイテムもそんなに使ってないから買わなくていいだろーと思っていたけど、めっちゃ使っていたようだ。
ここのレジスタンスに合流してからクエスト請けたりちょっとだけ自由度が上がります。
セーブポイントは各地にあって、敵に襲撃されてるからその敵を倒せば使えるようになるかんじ。

とにかくマップが広くて、さすがあれだけのインストール時間がかかっただけある。廃墟を飲み込む自然が良い。
砂漠で滑りながらバトルをして、スライムが集まってキングスライムができたみたいなかんじでできた謎の全裸男と戦う。いやほんと謎の全裸男としか言いようがない。しかも増えた。未プレイの人にどう伝えればいいのかわからないゲームだ。
とりあえず主人公達人間っぽいのはアンドロイドで、戦っているロボロボしい相手は機械生命体。人間は今のところ出てこないで月にいるらしく、人間の代わりにアンドロイドが戦っているというのか。

次の任務は廃墟遊園地です。そこに敵意のない機械生命体がいるので攻撃しないよう気をつけなきゃいけなかった。システム画面出そうとしてよく切りかかってしまうので。
しかし遊園地はテンションが上がる。リアルではろくに行ったことないのに。最後に行ったのは学校の遠足のUSJかもしれない。
人間って変なもの作るなぁとアンドロイド達に思われる。なんかすいません。
そこのボスがしんどくて、縄跳びしながら戦うみたいなボスです。ここで難易度ノーマルからイージーに切り替えようと決意。難易度イージーだとお供のポッドがずっと射撃してくれるし（ノーマルだと自分で射撃する）、勝手に回避してくれます。とくにこだわりなければイージーがいいかもしれない。

そして次は機械生命体の村へ。この世界観の機械って精神どうなってるんだろう。妙に９Ｓは人間臭いし、そんな彼がこいつ感情あるのか性別あるのかと言い出すのは違和感。私にはまだ区別がついていないので登場するもの全部機械でひっくるめてしまう。
こことレジスタンスキャンプ間をお使いして、地下に何かが出て前の全裸男が半裸男✕２にクラスチェンジしたやつを倒す。そこからが楽しいところになると思います。移動がしやすくなってクエストがやりやすくなるので。
とはいえそうなる前に砂漠行って迷子の機械生命体妹見つけたりサルトルのファン探したりしてたけど。
クエスト、ストーリーがあるタイプのやつなのでかなり楽しいです。探索もマップを細かく作られてるから『なんだこの道』と思った先にアイテムがあったりして楽しい。『明日は砂漠行こう』とか『明日は遊園地行こう』とか、リアルで寝る前わくわくしながら計画たててた。

港に行って大きな敵と戦って、９Ｓが行方不明に。
すごく寂しい。だって彼、あんまり喋らない２Ｂの代わりに話してくれるし、そのなにげない一言が廃墟だらけの世界で滅入らずにいられるっていうかさ。失って２Ｂも色々と思うところがあるんじゃないかな。
生きてるとは思うけど、その前に『平和になったら一緒に買い物行きましょう。Tシャツ買ってあげます』なんて言うんだもんな。死亡フラグの変化系だよ。そしてTシャツなのか。買ってあげるなのか。
９Ｓいない冒険に耐えられないから速攻で探します。ポッドも喋ってくれるけど『推奨』とかそんなんしか言わない。
サーチ用アイテムでどこを探せばいいんだろうと探しまくったけど、港で倒れたアンドロイドを探し続けると予測地点を教えてくれるんですね。もう仲間皆見つけたと思ってたのに意地悪な場所に隠れるようにいた。そして９Ｓの居場所はよりにもよってそこか。なんの情報もないのに見つかるはずない。

半裸がまた一枚着て出てきた。服は着ているはずなのに変態度が上がって見えるのはどういうことだろう。９Ｓにいかがわしく絡むのやめろ。
速攻倒して９Ｓは本拠地に送ります。修理でまだ同行はできないけれど無事らしい。その間に任務でパスカルと怪しい機械生命体達にあうけれど、まぁ罠なのか純粋なあれなのか厄介ごとに巻き込まれます。そして現れる９Ｓがハッキングした機械生命体。バンカーで修理中なのにどんだけ助けてくれるのか、脱出経路を遠隔でナビしてくれる。その健気さが良い。
彼、９Ｓは２Ｂやアンドロイド達にはなつっこいけど、機械生命体には初期冷たくて、ぶっちゃけ警戒してたんですよね。裏切りそうとかそういう警戒。でも実際どこまでも助けてくれるし、機械生命体に頼る？一面もある。
２Ｂもそっけなく見えて、ポッドが『命令違反では？裏切ったのでは？』みたいに言ったときすごく熱く否定するんですよね。すごくいい。

レジスタンスキャンプに戻ると一気にエンディングまで進みます。
短い、と思うけれどこれは周回前提のゲームのようです。
２Ｂと９Ｓ、まだキャラがつかめていないけどナイスコンビなんだよな。カップルではないと思う。今のところは。
でも『大人になったら大したことのないと思えるくらいの年の差を気にする男女』というのが私はめちゃくちゃ好きなのであります。とくに男性が年下の場合、きれいになってく年上女性とそれに羽虫のように群がる男性を見て、年下男性がじりじり焦るのが良い。まぁこの二人年は取らないしカップルにもならないしそれでいいのですが、萌え癖みたいなのがついていてそれくらいの年齢の男女を見ると反応してしまうのです。良くない癖だ。