積みゲーを崩す記録

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カリギュラOD感想④

楽士ルート四回目。イケP参戦。主人公と同じ二丁拳銃だけど動きは遅め。性格はあれだけどわりといいやつ。透明の主人公の事もすぐ仲間認定してくれる。ただしイケメン金持ちにはひどい。

やっときた田所をボコれるチャンスでした。そこからオーバードーズ部分を解決しました。あれは本当にサイコパスを擬人化したかのような奴だった。サイコパスって最近誤用されてる事が多いからちゃんと調べ直してみたけど、ほぼ奴の特徴だったもんな。サイコパスとは表面上は魅力的な人物のこと。なんでか皆、無表情で陰気な人を想像しがち問題。
楽士ルートは事情が両側からわかってしまうから、主人公もこれはやばいと楽士ルートで隠した田所の存在をアリアに教えてしまうんですね。これはグッジョブ。


ミレイは予想がついていたけど頭の出来がちょっと残念。『もしかして英才教育を受けるも家を継ぐ前に没落した幼女では?』と思ったけどそんな事はなかった。
スイートPはフラワープリンセス達がよかった。あんな手抜きなビジュアルなのに各自痩せなくていいと思う理由がある。
storkは……なんかPTAとか子供を守る立場の人がわいせつやらかす理由がわかった気がする。『見回りなどの情報を得るため』に自ら敵といえる組織に協力するのかとおもってたけど違うんだな。『自分がやばいやつとわかっているからこそ他のやばいやつから子供を守るのが普通と思ってしまう』からかもしれない。逆にわいせつ事件で被害者を責める人は性犯罪者のことを知りたくない考えたくないから被害者に非があることにしたいそうだし。
まぁ、大事な人がが近くにいるから女子供を守ろうとするという考えも普通だと思うし、犯罪者もあえて理解してない感じに振る舞うこともあるから、守る人が怪しいわけではないんですけどね。


シャドウナイフは代わりにあの人が犠牲になってくれました。なるほどそういう仕組みなんだな。残念ともざまあとも思わない。
にしても、μは主人公の秘密を知っているのに腕ボキィするんですね。なんでやひどない?……って思ったけど、その後のキャラエピソードで、楽士達が帰ろうとしだすから、そのせいで楽士主人公のことも疑っているのかもしれない。イケPが自己紹介する前に少年ドールイベントにでてきたり、色々とタイミング設定がおかしいんだよな。あんまりシビアにされて攻略難しくなられても困るからいいんだけど。


そのシャドウナイフのキャラエピソードがおもしろすぎる。なんでわざわざテーマ曲流して次回予告すんの。病み上がりなんだから無茶すんな。
ウィキッドはまだわからない。ていうかイベント起こしてもずっとあっさりしてる。多分自分がまったく悪くないし帰る理由もないと思ってるからだろうな。でもメッセージのやりとりが楽しい。『月がきれいですね』って送ったら『ダッセ』と帰ってきた。そこがいい。


楽士ルート五回目。メンバーの空気が死んでるのでなんとか盛り上げようとするイケP健気。さすが努力でイケてるグループに所属した男。
二人共戦闘は癖があるけど強い。シャドウナイフは維弦っぽいけど、ウィキッドは爆弾?戦闘わかんないな。楽士の戦闘アドバイスないし。
それにしてもμも病み病みだったり明るくなったりしてる。


六回目。いつもはここでしか聞けないからと主人公の曲かけてもらったけど今回はソーンに取られてしまった。そしてソーンが呼び出したくせにソーンがいち抜ける。三人で四人倒すのかよ。無責任がすぎる楽士のリーダー。


男主人公だと帰宅部と恋愛するけど、話にするだけというかんじ。鈴奈は少年ドールとフラグ立ってるのか話にも出されなかった。でも誰よりも依存してるのは主人公なんだなこの子。そして楽士はほぼ恋愛はない。


それでラスト。楽士エンド。ボス前会話を何度もやりなおしたくないから念の為難易度ノーマルにした。だって回避不可能技あるキャラが三人ずつ出てくるとかきつい。ノーマルだとダメージ受けても微々たるもので、こちらの三回行動分で倒せる感じです。でもレベルが思ってたより低いから、ハードでもクリアできなくもないか。
裏切ったとき皆キレてる。そんななか最後まで信じようとしている鈴奈ちゃんにはちょっと申し訳ないと思った。鍵介なら同じ裏切り者だし許してくれると思ったけどそんな事はなかった。
大人アリアをこんな形でしか見ることができないと言うのが残念。
ソーンのキャラエピソードが厄介でしたね。楽士全員倒したらいっぺん戻らないといけなかった。内容としてはうすいけどそれやらないと隠しモードがプレイできないのでやり直し。


一周目と違い、あの人が生き残ってあの人が死んだのでもしかしてと思って帰宅部エンドも見ます。後日談がうっすら見えるのはエンディングで生存してる人だけなんだよな。思ったよりスイートP若いんだなと思って真のプロフ見たらひえっとなった。まだ若いだろうに。
あと意外な年齢してたのは彩声。storkと同世代だっけ。それで琴乃さんにはああなのね。


まだ全員と親友になっていないし楽士と帰宅部混合チームで過去ボス倒すモードやワールドリワードはやってないけど感想まとめ。
ペルソナみたいなゲームだけど、ペルソナと比べてはいけない。あれは向こうが強すぎる。普通に見てもよく出来てる方のゲームだと思う。オーバードーズだからそう思うかもしれないけど。やる事は多いけどクリアするだけなら簡単。そしてやりこむところはいっぱいある。

戦闘はあれ、音楽の合奏みたいなイメージなのかな。みんなとタイミング合わせて戦うのは結構好き。しかし難易度が簡単すぎるか手強すぎるかでちょうどいいところが見つけられなかった。セーブポイントはちゃんとあるもののリトライできないし。

シナリオは人を選ぶかもしれないです。キャラに辛い過去があったら耐えられないという人はしないほうがいい。辛いからこの世界にやってきた、という人達しかいないので。
でもめちゃくちゃに重たい事情の子もいれば、『こんな理由でもこの世界に来てしまうんだ』という人も割といる。誰しも心当たりはあるような事でも来ちゃう。
最近現実が辛いからこそ異世界モノがブームになってるって聞くけど、これは辛い世界から望んでた異世界に行ったけどやっぱ帰ろうってなるのがすごくいいんです。
異世界モノは否定しないし、実際にそれが必要な人はたくさんいるでしょうね。でもそこから回復してきた人はだんだんと異世界モノが合わなくなってきてしまう。チートでハーレムとか皆から認められるというのは強すぎる薬なので。しかしだからといって現実寄りで打ちのめされる話はまだしんどい。そんなときに悩んだり苦しんだりしながらも頑張って少しずつでも成果がでるという創作が必要なのでは、と思います。